定年後におカネを結集させる本気の「戦略」 ゆるふわ思考は捨てて、現実策へ移行しよう

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ここでは仮に、旦那さんが65歳まで嘱託として働いてその後、無職となった場合を考えてみましょう。65歳になれば年金が支給されるので、この年代の方は支給額が多くてうらやましい限りです……(伏し目がち)

この時点で相談者様の収入は、最低でも年収320万円は欲しいところです。ここにたどり着くにはどうしたらいいかは後で述べます。

年収320万円になれば、相談者様の手取りで月20万円、年収1000万円の旦那さんの年金が月15万円ほどとして、あわせて月の収入が35万円。今と比べて10万円ぐらい低いキャッシュインが見込めるのではないでしょうか。

おいおいあと10万円どうするんだよ!という疑問があると思います。

貯金を切り崩すのは心もとない、そんな時は、持ち家を賃貸に出してください。住む場所にこだわらないウルトラ逆転の思考です。

場所によっては、15万円ぐらいで貸し出せるのではないでしょうか。そして、物価の安い地方に引っ越してください。高くて10万円のところを借りれば、差額で5万のキャッシュインが見込めます。そして地方は、生活費が下がるため、住居費と生活費を合わせて10万円の差額をやりくりしてみてください。

副業として月5万円稼ぐところが出発点

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次に、どうやって年収320万円になるかという話になります。

コンテンツ制作で身を立てていきたいという話ですが、コンテンツ制作というのは具体的になんのことでしょうか。ちょっと具体性がなさ過ぎてふわっふわしております。

しかし、このコンテンツ制作に起死回生の策があるかもしれません。現在年収が260万円のお仕事をされているのというならば、5年以内にコンテンツ制作で年プラス60万円稼ぐようにしてみてください。つまりは最初からコンテンツをメインの仕事にせず、副業にするのです。

月に5万円まず副業で稼いでみてください。これができなかったら一生本業にはできません。コンテンツは安く見積もられればいくらでも買いたたかれてしまいます。勝負勘を養うことも忘れないでください。

まだまだ40歳、これから45年の先の人生は可能性に満ちています。記憶に残らない人生よりも、記憶に残る思い出をたくさん作っていってくださいね☆

ずんずん キャリア・人間関係コーチ、コラムニスト

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ずんずん / zunzun

元外資系OL。大学卒業後、埼玉県にある日系事業会社に就職。激務の果てに「死ぬ前に丸の内OLになりたい」と転職活動を開始し、外資系投資銀行に採用される。さらにシンガポールの世界的IT系企業で働いたのち、帰国。著書にコミックエッセイ『外資系はつらいよ OLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌』『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』(ともにKADOKAWA)『エリートに負けない仕事術』(大和書房)がある。

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