定年後におカネを結集させる本気の「戦略」

ゆるふわ思考は捨てて、現実策へ移行しよう

言い過ぎで怒られそうですが、そんな未亡人になった時、どんな思い出があなたをあたためてくれるでしょうか? それは息子さんと旦那さんとの思い出かもしれませんし、もしかしたら今後生まれてくるかもしれないお子さんとの思い出かもしれません。はたまた、相談者様が未来に作るコンテンツが、この先の人生のすばらしい思い出になるかもしれません。

誰とどんな思い出を作りたいかを決めたら、次はおカネのことを考えなければいけません。今は育児も忙しく、経済的に旦那さんに頼りっきりかもしれません。

しかし、おカネっていうのはあっという間に消えていきます。ジュッって、水をかけられたマッチの炎みたいに消えます。あなたが迷ってる間にも消えていきます。決断するのは今、この瞬間しかありません。

いつ産むの!? 今でしょ!!

というのはまあ置いといて、旦那さんが定年するまで2年、年金が出るまで後7年の間、何ができるか考えていきましょう。

優雅な老後を思い描かず、切り詰めましょう

私は、優雅な老後など提案しません。切り詰めてナンボ、血反吐を吐くがごとくキャッシュをかき集める生活をご提案します。

まずは、収入がある2年間のキャッシュフローを見直してください。年収1000万円だとしたらボーナスを除き、もろもろ差し引かれて低めに見積もって手取りは45万円というところでしょうか。ローンや保険を見直して月に15万円は貯金したいところです。これで2年間で360万円が貯蓄できます。

次に退職金の見込み額の算定です。大体どのぐらいもらえ、そしてローンが退職時に返済できるかどうか、旦那さんの首根っこ捕まえて教えてもらいましょう。

定年後、嘱託の仕事があるならばラッキーです。できる限り続けてもらいましょう。その間も切り詰めましょう。その間も過度な倹約を忘れないようにしましょう。

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非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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