想定外の出費&収入減を甘くみると危険です

2年程度の生活費をキープしておけば安心

誰しも、不測の事態への備えが必要です(写真:Ushico / PIXTA)

人生は何事も計画どおりには進まないもの。おカネも同じです。「ライフプラン表」を作成し、たとえば、

35歳・・・・・・結婚
37歳・・・・・・第1子誕生
39歳・・・・・・第2子誕生
42歳・・・・・・住宅購入
43歳・・・・・・第1子小学校入学

 

などと、自分がこれから迎えるライフイベント、それに伴って必要となるおカネ、そこまでに貯められるはずの金額を比較したうえで、「あ、もう少し頑張って貯金しなきゃ」とか、「何とかなりそうだ」というように考えるわけですが、多くの人が想定する自分の未来像には、あまり大きなトラブルは想定されていないものです。

それはそうですよね。結婚したばかりの頃から、「自分は10年後に離婚して、慰謝料を請求される」とか、「自分は20年後に大病をして収入が途絶えるだろう」なんてことばかり考えていたら、生きているのがつらくてつらくて、絶望感を抱えた人生を歩むことになってしまいますからね。

いちばん怖い不測の事態は病気

この連載の過去記事はこちら

だから、ライフプランを描くときにはある程度、幸せな人生を想定するのは当たり前なのですが、それでもやはり不測の事態への備えは必要です。

もっとも、不測の事態とはいえ、比較的カバーしやすいものもあります。たとえば、子どもが受験に失敗して浪人したとしても、生活費や予備校の学費はある程度、いくらかかるかわかります。離婚に際して取られる慰謝料、子どもがいたらその養育費なども、常識的に考えれば、自分の生活が破綻するような状況にまでは追い込まれないでしょう。

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