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結婚相手の条件として、収入は大事なもののひとつです。なんでもかんでも「おカネ」を物差しにするのはあまりいい感じはしませんけど、おカネがなかったら何もできないのも、厳然とした事実です。結婚して、子どもができて、毎月赤字続きでも、「貧しいながらも楽しいわが家」などと言っていられる人って、ほとんどいないと思います。
一定の収入があっても借金があれば話は別
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たいてい、夫婦ゲンカはおカネ絡みから始まることが多いですし、ひどくなると離婚にまで発展してしまうケースもあるくらいです。特別、ぜいたくな暮らしを求める必要はありませんが、それでも子どもを育て、自分たちの老後の準備ができる程度の収入は欲しいところです。
結婚して、世帯年収が700万円になるとします。それだけあれば安心できますか? 生活していくためには、安定したキャッシュフローが必要です。会社勤めなら、毎月入ってくるお給料が、キャッシュフローに該当します。おそらく、世帯年収で700万円もあれば、普通の暮らしは十分できるでしょう。
ただし、借金が無ければ、の話です。
ここで問題になるのが、結婚相手が無用な借金を抱えていないかどうか、ということです。独身だった当時、男性が自分の趣味に際限なくおカネを費やす人で、数百万円の借金を抱えていたらどうでしょう。また女性がお買い物好きで、同じように数百万円の借金を抱えていたとします。でも、お互いに資産・負債の状況を相手に伝えないまま結婚したら、どうなるでしょうか。
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