グーグル最新スマホの「未来感」はハンパない

AR/VRを体験できる端末がお目見え

6月9日、サンフランシスコで開催された「Lenovo Tech World 2016」で、プロジェクト・タンゴ対応端末を発表した(筆者撮影)
グーグル「プロジェクト・タンゴ」。このハンパない(=若者言葉で「きわめてスゴい」こと)未来志向の技術は、長らく停滞を続けているスマートフォンの適応領域を広げるのだろうか。サンフランシスコで6月9日に開催された「Lenovo Tech World 2016」を取材したジャーナリストの本田雅一氏のリポートをお届けする。
(編集部)

 

グーグルが進めてきた「プロジェクト・タンゴ」。新たなるイノベーションの幕開けへの期待がある一方、新たな市場を生み出すほどではないとする意見もある。

しかし、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)といった新しいアプリケーションへと向かうテクノロジー業界にとって重要な試金石になることは間違いないだろう。

ベースモデル「Phab 2」は6月に出荷開始

6月9日、サンフランシスコで開催された「Lenovo Tech World 2016」で、レノボとグーグルは共同開発を進めてきたプロジェクト・タンゴ対応端末を新たに市場に投入することを明らかにした。

プロジェクト・タンゴとは、3Dカメラによる空間を把握する能力をスマートフォンに持たせ、それに対応したアプリ開発基盤を作ることで、VRとARに対応するアプリを実用レベルに引き上げようというプロジェクト。今回、対応端末発売を機に正式に「タンゴ」に改称した。

新端末は「Lenovo Phab(ファブ) 2 Pro」という名称で、今年9月にグローバル市場向けに出荷される。北米での価格は499ドル。ベースモデルとなっているPhab 2は6月に出荷開始で199ドル、8月には上位版のPhab 2 Plusも299ドルで追加される。タンゴ技術搭載機として開発されたPhab 2 Proは、この製品をベースにハイエンド機能を搭載した上位モデルということになる。

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