「10年ぶりの恋人」と結婚するまでのリアル

知的な正統派美人が、瀬戸際の決断

佐和さんが男性に求める条件は上述の2つであったため、実際にデートをしてみなければ会話の相性などは見極めようがない。半年間で50人もの男性と会ったという。週2というハイペースである。

「途中からは業務のように日々のデートをこなしていました(笑)。私のほうから『いいな』と思う人は1割ぐらいいたと思います。でも、結婚相談所に入る人は恋愛に不器用な人が多いですよね。5回もランチをしたのに話がまったく先に進まない男性もいました」

という佐和さんも積極的とは言えない姿勢だった。デートの申し込みが多かったり、会話を上手に回したりすることと、たった一人の恋人を作ることは次元が異なる。自分自身も「恋愛に不器用」であることに当時の佐和さんは気付いていなかったのだ。そして、楽天オーネットは休会して、当時流行していた街コンに参加した。

33歳と言った途端に男性が引いていく

「10カ所ぐらいの街コンに行きました。浅草と神楽坂は素敵な男性が多かった記憶があります。でも、33歳という年齢を明かした途端に男性が引いていくのがわかりました。急に敬語に切り替わったり……。相手も30歳ぐらいなんですよ。気になるほどの年齢差ではないと思うのですが、男性としては『あえて年上を狙わなくても他にたくさん若い女性はいる』という感覚なのだと思います。その気持ちもわかります」

男性心理を分析している場合ではない。佐和さんは慌てて楽天オーネットに復帰した。すると、前年よりも引き合いが少ないことに気づいたという。

「アプローチしてくれる男性の数が3割ぐらい減ったと感じました。具体的に言うと、33歳になっていた私は、32歳の男性会員とは会いにくくなったんです。わずか1年でこんなに違うのかと体感しました」

相変わらず分析モードの佐和さんであるが、自分自身のデートに臨む姿勢も改善した。改善点の1つは、男性に求める条件をあえて増やして厳選した相手とデートすることだ。

東京圏で土日休みの仕事をしていること、年収は400万円以上、身長は165センチ以上、初婚、4年制大学卒、30~40歳。これだけ条件を増やしても半年間で20人以上の男性と会えたのだからすごい。プロカメラマンが撮影したプロフィール写真を見せてもらったが、女性アナウンサーのような美貌だった。「修整はないけれど照明も角度も奇跡の一枚」と佐和さんは笑う。

「男性からアプローチしてくれたほうが話が進みやすいし、会わないと何も始まりません。だから写真はすごく大事だと思います。実際、厳選してお会いした男性はみんな好印象でした。学歴を条件に入れたのは意外と大きかったです。前年に様々な男性とお会いしていたときは、私が4年制大学卒であることをコンプレックスに感じる人がいました。学歴がそんなに気になるならば今からでも大学に入ればいいじゃない、と言いそうになりましたよ」

次ページゆったりめの男性を待てるように
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