「負のオーラを放つ部下」はこうすれば蘇る! 上司の仕事が辛くなったあなたへ

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それは、部下の肩に軽くふれること。

部下の肩に軽くふれる

部下の席を通るとき、部下の肩に軽く手を乗せるだけでいいのです。
もし声をかけられるなら、

「どうだ?」「進んでいるか?」「頑張れよ」

などの一言を温かく添えましょう。もし言いにくければ、最初は無言のまま部下の肩に軽く手を置くだけでも効果があります。

もちろん、部下が異性の場合は隣に座るなどのやり方にしましょう。隣に座って、「よろしく頼むな」などの一言を添えると効果があります。隣に席がなければ、部下の隣にしゃがみ込めばいいだけです。また、このような言い方をすれば、たとえ部下から返答がなかったとしても違和感を感じさせません。たとえすぐに変化がみられなかったとしても、間違いなく部下の心を動かします。

もし手の止まっている部下がいたら、軽く肩にふれながら、

「ちょっと見せてみて」「何か困っているのかな?」

と気軽に声をかけてみましょう。

その問題をあなたが解決できるかどうかは関係ありません。部下もそのようなことを求めているわけではありません。ただし、これはハウツーやテクニックではありません。ただ形だけやれば良いというものではないのです。大切なのはあなたの気持ちの持ち方。まずは心の中でイメージしてみましょう。

――部下の肩に手を置いて、部下と目が合ったらお互い微笑む姿――

そんなことは現実には起こらないかもしれません。でも想像の中だけでいいのです。イメージの中で成功したら、勇気を出して行動してみましょう。通りすがりに、部下の肩に軽く手を置いてみます。

温かい気持ちを添えて、――ポン! 頑張れよー(~心の中での叫び~)

あなたの気持ちは、きっと部下にも伝わるはずです。

坂本 松昭 マネジメントストラテジスト

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さかもと まつあき / Matsuaki Sakamoto

神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了(理学修士)。政策研究大学院大学修了(公共政策修士)。専門は、経営管理、データサイエンス。

都市銀行勤務を経て、現在は大手企業に所属。単独部門では解決できない全社的な問題解決に取り組むほか、中小企業経営にも参画の経験がある。組織力強化のためのメソッドを提唱し、多くの職場で成果を出している。

著書に『誰がやってもうまくいく!最強の組織づくり』(同友館)がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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