差がつく!「一筆添える技術」と鉄板フレーズ 最強のコミュニケーションは「一筆」にあり

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◇どんな文面にすればいい?◇

ビジネスシーンでよくあるシチュエーションでそのまま使える文面をご紹介しましょう。

○○社 △△△△様
いつもお世話になり、ありがとうございます。
ご依頼の●●の資料を送付します。
よろしくお願いいたします。
             ××社 ◇◇◇◇

 

取引先に資料を送るときに添える一筆です。上の文面でも問題はありませんが、ちょっとビジネスライクですよね。そこで、

○○社 △△△△様
いつもお世話になり、ありがとうございます。
ご依頼の●●の資料を送付します。
ご不明の点などがありましたら、いつでもお申し付けください。
よろしくお願いいたします。
                   ××社 ◇◇◇◇

 

と、赤字の1行を加えただけで、ずいぶん親切な印象になりませんか? ビジネスレターでは決まった文章を使っている方もいらっしゃるかと思いますが、それにちょっとした一言を添えてみるだけで、あなたの印象は大きくアップします。

初対面の人とのコミュニケーションが円滑になる1行

○○社 △△△△様
前略ごめんくださいませ。
このたび、●●さんからご紹介いただきましたご縁に、
心から感謝いたします。
○○についてのお話、とても興味深く感じられました。
また何かの折にお会いできましたら、うれしく思います。
                感謝 ××社 ◇◇◇◇

 

書影をクリックするとアマゾンの販売ページにジャンプします

名刺交換やパーティーの席上などで知り合った方への一筆です。赤字の1行があるのとないのとでは、受ける印象がまったく違うと思います。この1行があることで、相手は「この人は私の話をちゃんと聞いてくれていたんだ」とうれしい気持ちになってくれることでしょう。

たった1行書き添えるだけで、初対面の人とのコミュニケーションが円滑になります。どんな一言を添えるか、正解は無限にあります。相手の顔を思い浮かべながら、楽しんで書いていただけたら、それが正解なのです。ぜひ、「手書きの一筆」をためしてみてください。

むらかみ かずこ 一般社団法人 手紙文化振興協会 代表理事

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Kazuko Murakami

東京女子大学文理学部史学科卒。企業経営者の仕事に込める想いを言葉にしてまとめる「小冊子」制作を手がけ、日本一の制作実績を築くとともに、企業・自治体向けの研修や一般向けの講座を数多く実施。幅広い層から支持されるとともに、今の時代に合う気軽で楽しい手紙の書き方を提唱。手書きの良さを広く社会に発信しつづけている。一筆箋、レターセット、万年筆、記念切手などの手紙アイテムをこよなく愛し、文具会社向けに商品開発支援、レターセットの監修等を行う

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