東京23区で飲食店が激しく密集しているのは? もっとも少ないのは「荒川区」
こちらは2012年のデータだが、宿泊業、飲食サービス業の事業所数を23区で多い順に並べたものだ。新宿区、港区、中央区、千代田区と都心が続いて、その後に大田区、台東区がランクインしている。大田区、台東区が渋谷区を抜いているとは大健闘だ。
おじいさん世代は、「昔は美味しいものを食べようと思ったら浅草だった」とよく言うが、老舗の意地を感じさせる結果だ。
最下位は荒川区。そういえば荒川区はもっともスタバが少ないエリアであったが、そもそも飲食店自体が少なかったのだ。
ついで、そこに従事する従業員数の統計を見てみよう。
23区宿泊業、飲食サービス業の従業者数ランキング
上のグラフは宿泊業、飲食サービス業の従業員者数。事業所数に比例して従業者数も上がるのが普通だが、先程上位にいた大田区、台東区は事業所数の割に従事者数が少ない。下町には、自営、あるいは小規模な店舗が多いという事が伺える。
2位:港区(80,494人)
3位:千代田区(59,635人)
4位:中央区(59,281人)
5位:渋谷区(46,654人)
7位:品川区(31,089人)
8位:世田谷区(29,498人)
9位:台東区(28,373人)
10位:大田区(27,650人)
12位:江東区(21,562人)
13位:江戸川区(19,684人)
14位:文京区(18,802人)
15位:杉並区(18,433人)
17位:板橋区(15,878人)
18位:墨田区(15,102人)
19位:北区(13,692人)
20位:葛飾区(13,044人)
22位:中野区(11,607人)
23位:荒川区(7,285人)
以上のようなランキングになったが、今回は、さらに細かくエリア分析を行ってみよう、ということで、本日は1位の新宿区を詳しく見てみることにする。
新宿区といってもなかなかに広い。一体どのエリアに集中してるの?
○丁目のレベルまで詳しく分析してみました。