メガロスが「男も使える」小型フィットネス 女性専用「カーブス」に対抗

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大型店を軸に小型店需要も取り込む

メガロスはこれまで、大型の総合フィットネスクラブを首都圏中心に26店出店(12年10月現在)してきた。総合型フィットネスクラブの同業他社と比べても、マシンやプール、お風呂などの設備が充実していて、いつ来てもあまり待つことなく使える、というのがメガロスの売りだ。

ただ、首都圏をはじめとする都市部では、駅前を中心にフィットネスクラブの出店余地は飽和ぎみ。一方で、カラオケなどレジャー業界大手のコシダカホールディングスが展開する、女性専用小型フィットネスであるカーブスの急成長が近年目立っていた。

フィットネス業界の同業他社の中には、競合店の多い駅前立地ではなく郊外住宅地などでの立地を強化したり、狭小面積でも設置可能な中型店を出店しようとする動きもある。その中でメガロスは、従来からの戦略である大型総合店を柱にしつつ、カーブスの出店攻勢で明らかになった小型コンビニフィットネスのマーケットを取り込もうとしている点が注目される。

大滝 俊一 東洋経済 記者

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おおたき しゅんいち / Shunichi Otaki

ここ数年はレジャー、スポーツ、紙パルプ、食品、新興市場銘柄などを担当。長野県長野高校、慶応大学法学部卒業。1987年東洋経済新報社入社。リーマンショック時に『株価四季報』編集長、東日本大震災時に『週刊東洋経済』編集長を務め、新「東洋経済オンライン」発足時は企業記事の編集・配信に従事。2017年4月に総務局へ異動し、四半世紀ぶりに記者・編集者としての仕事から解放された

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