メガロスが「男も使える」小型フィットネス 女性専用「カーブス」に対抗
大型店を軸に小型店需要も取り込む
メガロスはこれまで、大型の総合フィットネスクラブを首都圏中心に26店出店(12年10月現在)してきた。総合型フィットネスクラブの同業他社と比べても、マシンやプール、お風呂などの設備が充実していて、いつ来てもあまり待つことなく使える、というのがメガロスの売りだ。
ただ、首都圏をはじめとする都市部では、駅前を中心にフィットネスクラブの出店余地は飽和ぎみ。一方で、カラオケなどレジャー業界大手のコシダカホールディングスが展開する、女性専用小型フィットネスであるカーブスの急成長が近年目立っていた。
フィットネス業界の同業他社の中には、競合店の多い駅前立地ではなく郊外住宅地などでの立地を強化したり、狭小面積でも設置可能な中型店を出店しようとする動きもある。その中でメガロスは、従来からの戦略である大型総合店を柱にしつつ、カーブスの出店攻勢で明らかになった小型コンビニフィットネスのマーケットを取り込もうとしている点が注目される。
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