メガロスが「男も使える」小型フィットネス 女性専用「カーブス」に対抗
普段使っていない筋肉を専用マシンで伸ばすことで、関節可動域(動く大きさ)を広げて血流を改善。筋肉がほぐれて伸びることにより、体のコリや腰痛にも効果があるという。着替えもシューズの履き替えも不要で、日中や勤め帰りに「30分でカラダリセット」がうたい文句だ。
単独店でなくサテライト出店
メガロスの木皿儀邦夫社長は9月中間期の決算説明会で、「小型コンビニフィットネスはカーブスの動きを見ても需要がある。それを女性専用ではなく、男女いずれも使ってもらえるようにした」とカーブスとの違いを強調。「ショップ・イン・ショップだけでなく、余地がなければ隣のビルに開設するなど店外に出店する可能性もある」(木皿儀社長)とも説明した。カーブスのような単独出店形式ではなく、大型店を核としたサテライト型出店を狙っているものと見られる。
調布店では、らくのびステーションの会員について従来の会員とは別に募集する。料金は月額5775円で、調布店のフルタイム会員の同1万0500円はもちろん、ナイト会員(月~木曜日の20時30分~23時30分のみ利用可能)の同6825円などに比べても安い。
その代わり、らくのびステーション会員はそのエリアしか利用できず、マシンを使ってできる運動はストレッチのみで、運動後にお風呂やサウナを使いたい場合は、そのつど300円を支払う必要がある、といった制約もある。にもかかわらず、「(会員募集などの出足は)狙いどおり順調。2号店、3号店につながるものと期待している」(木皿儀社長)。
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