スタバのワインとスイーツは何がスゴイのか

丸の内に続き5月には赤坂にもオープン

グラスワインと、ワインの個性に合わせられたスイーツやチーズのセットは1200円

スターバックスコーヒーが大人向けの新しいスタイル「STARBUCKS EVENINGS」(以下イブニングス)を3月30日にスタートした。スターバックスではこれを「サードプレイスの新しい形」と表現している。ちなみにサードプレイスとは、自宅でも職場でもない、個人としてくつろげる空間のこと。もともとは社会学用語で、「無料あるいは安い」「アクセスしやすい」「人が集まってくる」などなど、さまざまな特徴がある。

アジア初の「EVENINGS」は丸の内店

では、今回、スターバックスが提供する新しいサードプレイスとはどんなものなのだろうか。一言で言ってしまえば、アルコール飲料を提供するサービスだ。展開しているのは今のところ、東京のオフィス街にある「丸の内新東京ビル店」の1店舗。通常のカフェメニューに加え、スタバオリジナルのワインやビール、それに合わせた軽いスイーツやおつまみを用意している。

実はこの「イブニングス」は、本拠地のシアトルにおいて2010年にスタートし、米国に250以上の店舗を展開。2015年には英国で開始し、今までに複数店舗の実績がある。

今回、アジアでは初めて日本にイブニングスがオープンすることとなった。英国と言えばパブの文化が有名だから、本国に次いでスタートされたのはなんとなくうなずける。ではなぜ今、この時期に、日本でのサービス開始となったのだろう。やはり、ここ4~5年の“ちょい飲み”需要を意識しているのだろうか。

「ケンタッキーフライドチキンさんとたまたま同時期に店舗をオープンしたこともあり、マスコミからはその切り口で取り上げられることが多いが、実際には意図していなかった」(広報担当・山口哲司さん)という。

またこれまで日本での展開を担ってきたスターバックスコーヒージャパンが、2015年3月にスターバックス・コーポレーション傘下に入ったことも関係しているかと思ったが、これも「合併によりサービスの開始がスピーディになったということはあるかもしれないが、直接的な因果関係はない」(山口さん)とのことだ。日本はスターバックスにとって、海外展開した初めての国でもあり、またシェアの大きさから本社でも重要視されている。そのことが、海外展開としては英国に次ぎ2番目にイブニングスを開始することの主な理由となっているようだ。

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