モスバーガーが野菜にトコトンこだわる理由 「医食同源」を重視する姿勢がそこにある

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そんなモスバーガーが支持されているのはなぜか。TBSテレビ『ジョブチューン』取材班は、4月30日(土)よる8時から放送する『大人気飲食チェーン店ぶっちゃけSP』の制作にあたって、モスバーガーで商品本部長を務め、日々開発されるモスバーガー商品のすべてを束ねる太田恒有さんと、松戸駅東口店の副店長を務める上村優さんを取材した。

モスバーガーで商品本部長を務める太田恒有さん(左)と松戸駅東口店の副店長を務める上村優さん(右)TBSテレビ『ジョブチューン大人気飲食チェーン店ぶっちゃけSP』は4月30日(土)よる8時から放送です
 

協力農家約3000軒の信頼

2人の話から見えてきたのは、モスバーガーのこだわり。その代表が「野菜」だ。代表商品の「モスバーガー」をはじめとして、モスバーガーのハンバーガーには大きなトマトやシャキシャキのレタスがたっぷりと入っている。

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野菜の産地が店頭の掲示板に明記されている

これらの生野菜のすべてが協力農家から送られてくる国内産を使用しているだけでなく、毎日、主な野菜の産地が店頭の掲示板に明記されている。協力農家は全国の北から南まで約3000軒にも及ぶ。20年近くをかけて築き上げてきたのだ。

当初は、納品される野菜の細かい基準などを、なかなか理解してもらうことができず交渉が難航したことも多かったそうだが、今では協力農家側が「ウチの野菜はモスバーガーに卸しているんだ」と胸をはって自慢してくれるほどにまで信頼関係を築き上げているという。

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