モスバーガーが野菜にトコトンこだわる理由

「医食同源」を重視する姿勢がそこにある

このような全国各地の協力農家のおかげで、モスバーガーではそれぞれの野菜の旬の時期によって産地を変えて、つねに安定して野菜を店舗に提供することができている。

国産野菜にこだわるワケ

モスバーガーのハンバーガーには大きなトマトやシャキシャキのレタスがたっぷりと入っているTBSテレビ『ジョブチューン大人気飲食チェーン店ぶっちゃけSP』は4月30日(土)よる8時から放送です

モスバーガーは、ここまで国産生野菜の使用にこだわるのは、「医食同源」を重視する姿勢の表れだ。医食同源とは「病気を治す薬と食べ物とは、本来根源を同じくするものであり、食事に注意することが病気を予防する最善の策となり、日ごろの食生活も医療に通じるということ」(新明解四字熟語辞典)である。

提供する商品は、直接口から体内に入っていき体を作り上げていくからこそ、モスバーガーでは素材にこだわり「健康志向」の商品開発をしようという意識がある。

たとえば、パンケーキがブームになっているときに、それに関連した新商品を開発するというような、流行に乗ったメニューをつくることはあまりない。独特なライスバーガーを例に取れば、「親子3世代でモスバーガーを訪れた時に、ハンバーガーになじみのないお年寄りでも食べられるメニュー」というコンセプトで開発されたものだ。

食事に対してコストパフォーマンスと食の安全の両方が求められる時代。この両者を天秤にかけた時、安さを求める消費者の動向から企業側は、食の安全がおろそかにしてしまうケースがある。だからこそ、商品の原材料の産地を透明にするなど、生産者と消費者を今までよりも近くしているモスバーガーが支持されているといえるだろう。

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