「お姫様」「王子様」願望で結婚してはいけない 不貞行為をした夫とどう向き合うべきか

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私は長年、結婚で一番大切なことは何か、または良い夫婦関係を保つ秘訣で一番大切なことは何かについて、いろいろな言葉で語ってきました。ところがいつも、明確に表現しきれないもどかしさが残り、力量不足を感じてもきました。

そんな私が先日、まさに私が言いたかったことはコレだという表現に出会いました。サインズという月間小冊子の5月号に、藤田昌孝氏という牧師様が聖句の説明で、夫婦関係をロウソクと焚き火に例えて語られています。少し長いので、割愛と意訳させて頂くことをお許し願い、紹介させてください。

お姫様・王子様願望の者は結婚するな

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「結婚生活において、自分が幸せになることは重要です。しかし互いに自分だけを幸せにしようとするなら、二人の愛情は失われます。二人が自分を幸せにするために互いの愛情を求め続けるなら、行き着く先はロウソクの炎のように、燃え尽きる運命です。

しかし自分だけでなく、かえって相手を幸せにしようとするならば、相手の幸せを考えて励まし、慰め、感謝の気持ちを言葉や心を用いて行動で表して行くでしょう。

それらの互いに掛け合う思いやりや優しい行為は、炎でいうなら焚き火の薪(たきぎ)です。たとえ最初にあった恋愛の薪が燃え尽きても、二人の新しい薪が最初の炎を、さらに大きく確かなものに形作っていくでしょう」

私はこのことが、言いたかったのです。容姿端麗で心も素晴らしく、床の間に飾って貰いたいほどだと自信のある人でも、愛情は受けるのが前提という人は、どんなに愛の炎が激しく燃え上がっても、ゆめゆめ結婚してはいけないと警告申し上げます。吉田様、彼に非があろうとも、あなたが耐えて待つだけでは、その結婚はロウソクの炎の運命です。

さて吉田様、精神に破綻をきたしそうなほど、嫉妬で苦しんでおられるのですね。こんな時、即離婚と言い出す人よりずっと、私はあなたに共感を覚えます。

一方彼は「相手のことは考えるのも嫌で、連絡もしていない」と言い、時にあなたに優しいなど、薪をくべようと努力しておられますね。

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