震度7の地震から身を守る「8つの知恵」

地震大国で暮らすうえで知っておきたいこと

環境省は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」で、(5)ペットとの同行避難を呼びかけている。ペットを放置して避難すると、離ればなれになり、ペットが衰弱、死亡する恐れもあるからだ。

東日本大震災の際の自治体アンケートでは、避難所でのペットにかかわるトラブルは「犬の鳴き声やにおい」という苦情が最も多かった。ほかに、「ペットによる子どもへの危害が心配」「ノミが発生した」「アレルギー体質の人がいることから、避難所内で人と同じスペースで飼育するのは難しい」といった声も寄せられている。

4月17日から熊本入りした福岡県獣医師会メンバーの報告によると、ペットは比較的元気だが、飼い主の体調が気がかりとの事例も目立ったという。

避難所生活でストレスを感じない人はいない。ましてや、強い余震が相次ぎ、終息の見通しが立たない九州・熊本大地震の被災地ではなおさらだ。避難者がエコノミークラス症候群で亡くなる悲劇も起きている。

小さな「快」積み重ねて

前出の永田さんは、避難所では認知症の人に限らず、(6)「快の刺激」が大事だと唱える。避難所生活が長引けば、身も心もガチガチにこわばってしまう。こうした「硬さ」を和らげるには、すれ違うときに笑顔を交わしたり、深呼吸したりすることで得られるちょっとした快さ、「快」の感覚が心身に思わぬ良い効果をもたらすのだという。

「小さな『快』の刺激の連鎖は、人手やお金をかけなくても避難所の中に起こすことができます」

支援する側もされる側も、健康を保ちながら長丁場に備えてほしい、と永田さんは被災地にエールを送る。

【IT活用】SNSが大活躍 絶対ではないが危機克服する術に

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九州・熊本大地震発生後につぶやかれた単語

4月16日未明。NHKによると、益城町の西村幸人さんら5人の家族は、就寝中にマグニチュード(M)7.3の揺れに見舞われ、倒壊家屋に閉じ込められた。しかし、19歳の長男が持っていたスマートフォンが命綱になる。LINEで「いえのしたじきになりました!」と、メッセージ送信したことが救助につながった。電話回線がダウンする中、(7)LINEなどのSNSは、稼働を続けた。

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