今回は、IT業界でエンジニアとして活躍するぼへちゃんの新人時代のお話です。
実はぼへちゃん、まったく違う業種からこの業界に転職してきたんです。手に職を身につけて、一生働ける仕事がしたい!IT業界はまさにそんな思いにぴったりの業界でした。
まったく未経験であっても、やる気さえあれば採用してくれる会社があったのが十数年前のIT業界です。その幸運もあって、当時まだ若かったぼへちゃんは、運よくこの業界に入ることができました。
「初めまして!今日からお世話になるぼへぼへです!」
初日に元気良く挨拶して出社したぼへちゃん。早速自分のマシンを割り当てられたのですが……。
「まずOSのインストールからね。NTFSでフォーマットしてからOS入れてね。で、ネットワーク繋がるように設定して、XXドメインに入ってね。あとターミナル入れておいてね」
いきなり専門用語をまくし立てる会社の先輩!ある程度経験のあるエンジニアならすぐに分かる内容。なので先輩もそれほど難しいこと言っている意識は無い様子。でも当時のぼへちゃんはまったくの素人。先輩の言っていることが何一つ分かりません。
しかも、それ以上は教えてくれません。「今日夜まで打ち合わせだから、マシンの設定終わったら仕様書読んでおいて!」
完全に放置状態です。ぼへちゃん、初日からまったくついていけませんでした。当時はまだグーグルでググることもできなかった時代。今のようにネットで手軽に調べものをするような環境がありませんでした。
とりあえず他の社員の人にわからないことを聞かなければ始らない! 誰かやさしく教えてくれそうな人を探してみると、そこにいたのが、そう今のだんな君だったのです。
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