年度末のこの時期、来年4月からの新年度に向けた人材獲得に向けてヘッドハンティング会社の動きが活発になるようです。
IT業界は他業種と比べると転職の多い業界といえます。しかも本場アメリカの日本法人が良いエンジニアの獲得に積極的です。そのため、外国人ヘッドハンターを多数抱える転職エージェントも存在します。
さて、ぼへちゃんに電話をかけてきたのは、そんな外国人ヘッドハンターのようです。英語です。ぼへちゃんの名前もまともに発音できないようなので、日本語での会話は期待できません。
ヘッドハンターのまくし立てる英語を良く聞いてみると、美辞麗句が並んでいます。
「あなたのプロフィールは素晴らしい」
「世界的なITコンサルティング企業の求人があります。給与も福利厚生も最高水準です。大きなキャリアアップのチャンスです」
良いことずくめの企業からの求人情報のようですが、世の中にそんなうまい話があるはずはないのです。
外資系コンサルティング会社といえば、「アップ・オア・アウト(上のポジションに行くか、それとも会社を去るか)」の厳しい世界。会社の求める高い成果を達成し続ければ確かに高待遇なんでしょうけど、そうでなければ数年で解雇されてしまう厳しい業界です。
要求される成果も年々高いものになるでしょうし、それを達成するには多大な時間と努力が必要。ワークライフバランスが保てない環境では、ぼへちゃんは付いていけません。美辞麗句で飾り立てられた求人情報には気をつけたほうがいいですよ!
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