しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール 香山リカ著

しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール 香山リカ著

1990年代、精神科医である著者の診察室には、客観的な幸福と主観的な幸福とにズレがある人たちがやってきたという。つまり、客観的に見れば「普通に幸せ」なのに飽くなき成功願望が強すぎて満たされない人たちである。

ところが今では、不況による社会不安などから、「普通の幸せ」すら手に入らない人たちが増えていると実感する。著者は「普通の幸せ」を手に入れるには「しがみつかない」心や姿勢が大事だと語る。お金、恋愛、仕事に子ども。物事に極端に執着せずに、足るを知ること。

雇用、医療、介護など、政治に何とかしてほしい問題も多いが、とりあえずは多様な生き方を肯定することが幸せへの近道だと説いている。

幻冬舎新書 777円

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