腹八分の資本主義 日本の未来はここにある! 篠原匡著
先行きを悲観しているだけでは何も変わらない。目を凝らせば、日本の中にも希望の芽はある。
出生率を劇的に向上させた長野県下條村、「あるもの探し」で活気を取り戻した宮崎県児湯郡、林業が栄え水源を守る長野県根羽村、「企業」によって農村が再び輝いた岩手県住田町・北海道赤平市・千葉県富里市、社員と地域の幸せを追求する寒天のトップ企業、そしてスウェーデンの高収益障害者企業。
それらの地域に共通しているのは、社会を蝕む「強欲」を退け、おカネには代えられない価値を守り続けていることだ。
Web記者が、画期的な取り組みを続ける地域を訪ね、どのような社会を目指すべきか、手がかりを探る。
新潮新書 714円
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