コンビニ再編時代突入! 漂流するam/pm…中小チェーンの再編は必至

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
コンビニ再編時代突入! 漂流するam/pm…中小チェーンの再編は必至

今年5月、ローソンはレックス・ホールディングス傘下のコンビニチェーン「エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)」を買収する計画を白紙に戻した。

基本合意からわずか3カ月。破談となった原因は、商標権をめぐる対立だ。am/pmの商標権を持つ米国am/pmは1100店中700店のブランド維持を要求したが、ローソンは店舗閉鎖や生鮮コンビニへの業態転換も視野に入れていたため、条件を承諾できなかった。

そもそも、ローソンがam/pm買収に乗り出したのは、同社が都心に好立地の店舗を多く構えているからだ。各社の出店が進んだ結果、すでに都心部の出店余地は残りわずか。大阪生まれのローソンは首都圏の店舗数が少なく、セブン−イレブンやファミリーマートの後塵を拝していた。am/pmは債務超過に陥っていたが、それでも都心部の店舗は魅力的だったのだ。同業による買収で税務上のメリットを受けられる目算もあった。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事