人工知能「第3の波」、囲碁でも人間に勝った! 自ら学習し、課題の解決を可能にした新技術

人工知能が囲碁でも人間に勝利した
2016年3月9日、歴史的な「事件」が起きた。米グーグルが買収したDeepMindが開発した「AlphaGo」が、世界トップレベルのプロ囲碁棋士、イ・セドル九段(韓国)を打ち負かしたのだ。
チェスや将棋ではすでにトッププロと互角以上の実力に達していた人工知能だが、手数が圧倒的に多く複雑な囲碁では、そのレベルに達するのはまだまだ時間がかかると思われていた。しかしグーグルは今年1月27日、「AlphaGo」が欧州チャンピオンのプロ棋士(二段)と対戦して5戦全勝したと発表。3月9日の「トッププロ」との戦いに注目が集まっていた。
なぜ人工知能は、人々の予想を遙かに上回るスピードで進化しているのだろうか。
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