シンプル族の反乱 モノを買わない消費者の登場 三浦展著

シンプル族の反乱 モノを買わない消費者の登場 三浦展著

いま、人々の消費感覚に異変が生じているという。自動車が売れない代わりに自転車が売れる。百貨店は振るわないが、ユニクロや無印良品は大盛況だ。

消費社会研究家の著者は、こうした新しい消費者を「シンプル族」と名付ける。彼らは、現在の不況下に対応するために倹約を強いられた面があるのは確かだが、そこからエコ志向とシンプル志向を導き出した。つまり、物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさに重きを置く。

たとえ今後、景気が回復したとしても、彼らは質素な暮らしをやめないだろうと見通す。不況だけが消費沈滞の原因ではない。消費者の新たな価値観に気づかなければ企業は生き残れない。

KKベストセラーズ 780円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • ルポ「ホームレス」
  • コロナショックの大波紋
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
“臭いものに蓋”で終わるのか<br>JDI「不正会計」の晴れぬ闇

ジャパンディスプレイが不正会計について、第三者委員会調査報告書を公表しました。しかしその内容は有識者8人のうち7人がF(不合格)の格付けをするほどの低評価です。自殺した社員に責任を押し付ける報告書の詳細をリポートしました。