理系思考術 岡嶋裕史著
ここ十数年の理工系離れは科学的なものの見方の地位が下がったからではないかと、大学で教える著者はいう。
経済性や合理性が反人間性ととらえられがちな現在の日本では「科学(=合理性)は人を幸せにしない」という印象を刷り込まれた人が増えているのではないかと危惧しながら、科学的思考は人として生きていくための確かな武器であると主張。
「どのように考えればいいのか」を主眼に「状況を可視化する考え方」「無駄を排する考え方」「相手の動きを読む考え方」「確率についての考え方」「確率で正解に迫る考え方」「類推で正解に迫る考え方」について事例をまじえて紹介し、勘より確かな理系思考の基礎を解説する。
ソフトバンク新書 767円
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