脱帽!ミニマリストの生活はこんなに合理的

「最小限」で暮らすことで手に入る幸せ

 1 日の家事が終わって、リビングをぼんやりとながめていたとき、カラフルなインテリアとたくさんの雑貨たちに囲まれても、全然幸せじゃない自分に気づいて、泣きそうになりました。私は、本当は何がしたいんだろう、と考えました。

お料理ならお料理。お裁縫ならお裁縫。子育てなら子育て。 仕事なら仕事。「これはできなかったけど、これだけは頑張った」。何かひとつでもいい。そういえる生き方がしたいと、心から思いました。

ブログを始め、「持たない暮らし」をスタートしたのは、その頃です。仕事も辞めて、専業主婦を選びました。

「ああ……私って、多くのことをたくさん抱えて生きるより、ひとつのことに集中するほうが生き方として合うんだなぁ。そして、そういう生き方のほうが、好きなんだ」。ミニマリスト生活を実践するうちに、モノから、生き方を教えてもらった気がしています。

家事の手を止めて、部屋に入る「西日」に見とれる。干したタオルの白さに清々しさを感じる。今私が思う「幸せ」は、本当にささいな、小さなものです。でも、「あれも、これも!」と衝動的に変化を求めていたあの頃と、充実感は比べ物になりません。

ここでは、そんな私が日々実践してきたミニマリスト生活の中から、幸せを感じるのに特に効果が大きく、実践してよかったと思うルールを紹介します。

何もない「マルチルーム」をつくる

わが家には、ひとつ空っぽの部屋があります。「えっ、何も置かないの?」と皆から驚かれるのですが、「何もない」部屋=マルチルームの便利さは、一度ハマるとやめられません。

部屋に何もないということは、言い換えると、何にでもなれるということ。部屋の自由度が、とても高いのです。あるときは急な来客の応接室、あるときは、子どものお友達が遊びに来たときのお泊り部屋……どんな用途にも使えるので、心に余裕が生まれます。

わが家では、マルチルームを子どもの勉強部屋にしています。何もない空間は、扉を閉めるとかなり集中力が高まるようで、息子の勉強に大活躍。夫も資格の勉強をするときに使っていました。ちなみに「自分の持ち物は持ち帰る」がこの部屋のルール。そうすれば、誰かの持ち物が放置されることなく、みんながいつでも、いろんな用途で使えるのです。

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