あなたの部下が指示どおり仕事をしない理由 指示の仕方が間違っている場合が多い

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いかがでしょうか? もしかしたら、読んでいてドキっとした人もいるかもしれません。出てくるのは、「Aさんならできる」「バシッとよろしく!」のような「気合」で、仕事の意義や目的、目標はまったく出てきません。

このような任せ方をしてしまった場合、結果はどうなるでしょうか。部下は任された仕事の意義をまったく理解できないので、頑張って取り組んでも見当違いな結果に終わってしまうか、適当に仕事に取り組んでしまうことになります。

結局、管理職は忙しいまま

結局、見かねた皆さんが仕事を巻き取り、管理職の皆さんは忙しいまま。部下は経験を通した貴重な成長の機会を逸するだけでなく、往々にして、自分の取り組みの何が足りなかったのかのフィードバックも得られずモチベーションも下がる。そして次の仕事も同様に……というスパイラルダウンを引き起こすことになります。

任せ方1.0のスパイラルダウン

それでは、どうすればできるようになるのか。目標咀嚼をきちんと行い、部下が気持ちよく動ける任せ方の詳細につきましては、次回お伝えいたします。

田中 敏志 トーマツ イノベーション シニアマネジャー

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たなか さとし / Satoshi Tanaka

トーマツ イノベーション株式会社 人材戦略コンサルティング第一本部 シニアマネジャー。1970年、山口県生まれ。大手製造業にて新製品開発の職を経て、2000年にトーマツ イノベーション株式会社の前身であるトーマツ環境品質研究所に入社。以来300社以上のコンサルティング、1000回以上の研修講師に携わる。現在、Biz CAMPUSのコンテンツ開発の責任者としてコンテンツ開発、研修講師育成に取り組んでいる。

※トーマツ イノベーションでは、今回の調査結果を受けて「部下が育つ『仕事の任せ方2.0』体得講座」の提供を開始しました。

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