テスラに1億3700万ドル支払い義務と米陪審認定

加州工場での黒人従業員への人種差別巡る訴訟で

米テスラのカリフォルニア州北部の工場で、黒人の元エレベーター係が直面していた人種的なあざけりや侮辱的な落書きに同社が目をつぶっていたとしてこの元従業員が起こしていた訴訟で、サンフランシスコ連邦地裁の陪審は4日、テスラに1億3700万ドル(約150億円)を支払う義務があると認定した。元従業員の弁護士が明らかにした。

元契約従業員オーウェン・ディアスさんのローレンス・オーガン弁護士によると、2015年に人材派遣会社を通じてテスラに雇用されていたディアスさんは、人種差別的な労働環境にさらされていたと連邦地裁陪審が判断した。今回の判断は電子裁判所記録で今のところ確認できていない。

テスラと同社のトレーシー・ケネディ弁護士はコメントの要請にこれまで返答していない。

オーウェン・ディアスさん(右)と息子のデメトリック・ディアスさん(カリフォルニア州オークランド、2018年) 

テスラは人材派遣会社から派遣されたアフリカ系米国人の従業員の権利と安全を無視する意図は全くなく、ディアスさんが報告した全ての問題も調査し解決したと主張していた。

原題:Tesla Ordered to Pay Worker $137 Million for Racism at Plant (2) (抜粋)

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著者:Malathi Nayak

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