「炭酸飲料が歯を溶かす」という通説は本当か

その酸性がどれだけ強いのかに目を配れ

知らず知らずのうちに……(写真:あやさん / PIXTA)

「炭酸入りの甘い清涼飲料を飲みすぎると歯が溶ける」

このような話を耳にしたことがありますか?  筆者は歯科医師として歯や口周りの情報を「ムシバラボ」というサイトで発信していますが、そこで訴えていることのひとつが、炭酸入りの甘い清涼飲料の歯に対する危険性です。

なぜ危険なのかというと、酸味としてリン酸やクエン酸などの酸が加えられていること、砂糖が大量に含まれていることが大きな理由として挙げられます。「炭酸が歯を溶かす」という話もよく聞きます。無味の炭酸水でも歯は溶けてしまうのでしょうか。最近ではさまざまな飲料メーカーから炭酸入りのドリンクが販売されています。今回はその炭酸水が歯に起こしうる影響などについて解説していきます。

炭酸水とは炭酸ガスを含む水のことを呼び、別名ソーダやソーダ水、炭酸飲料などと呼ばれていますが、広い意味ではこれらも炭酸水です。このような炭酸水は甘酸っぱい味がしますので、いかにも歯に影響がありそうなことは予測がつきやすいものです。

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