下半身太りを招く「浮き指」を知っていますか 3人に1人に症状がある!

浮き指が招く、さまざまなリスク
浮き指(指上げ足)とは、立ったり歩いたりする際に、足指が浮いていてしっかりと踏ん張っていない状態にあることを指します。かかと、足指の付け根、足指が接地した三点歩行ができていれば、足裏全体とひざ下だけで体重を支え、歩く度に発生する衝撃とねじれを吸収無害化することができます。
しかし、足指が浮いていると、重心がかかとに片寄り、かかとと指の付け根だけの二点歩行になるため、左右差も起こり、足裏がグラグラと不安定になります。その不安定さをカバーしようと、太ももやお尻などの大きな筋肉が発達したり、ふくらはぎやすねに余計な力が入ってパンパンに張ったりします。一度付いてしまった筋肉は疲労しないよう脂肪を蓄えるため、脚はどんどん固く、太くなっていくという負のスパイラルに。