アラフィフ女上司はなぜ陰口を叩かれるのか

ウザい、怖い、イタい?でも素顔は「一生女子」

バブル世代の女上司は、なぜ若手から陰口を叩かれやすいのでしょうか(写真 : irodori / PIXTA)
事件や出来事、流行した商品、音楽、ドラマ……。生きた時代によって、人間の経験には違いが生まれる。人生観、金銭観、恋愛観も、時代と環境によって、大きな影響を受ける。
だとすれば、「各世代の特徴と違い」を的確に知ることで、「年が離れた人」とも会話が弾み、相手への違和感も消える。ビジネスシーンや商品開発にも有効な武器になる。
では、戦後70年の6つの世代――「団塊世代」「ポパイ・JJ世代」「新人類世代」「バブル世代」「団塊ジュニア世代」「さとり世代」それぞれについて、「世代論」を身につけることで、どんな「武器」が手に入るのか。
今回、取り上げるのは40代後半の「バブル女子」。彼女たちが職場で部下から陰口を叩かれやすいワケについて、新刊『日本初!たった1冊で誰とでもうまく付き合える世代論の教科書』の著者のひとり、「新しい大人文化研究所」の阪本節郎氏が解説する。

過去の連載はこちら

パワフルさが敬遠される原因に?

ありそうでなかった、日本人が大好きな「世代論」の教科書。「団塊世代」から「さとり世代」まで、「全エッセンス」を日本で初めて1冊にまとめました!

「やたらテンション高くてウザい!」「いつもピリピリしていて怖い……」「年甲斐もなく若ぶっていてイタい」「パワーまき散らしはカンベンしてほしい」 

20代~30代の「さとり世代」や「団塊ジュニア世代」から見て、アグレッシブに仕事に勤しむ「バブル世代」の女上司は、そんなふうに映ることもあるかもしれません。

バブル世代というのは、1966~70年生まれ、現在40代後半の人たちです。彼女たちが育った時代は、日本の高度経済成長期が1970年代に終わったあとも経済の安定成長が続き、1980年代後半にバブル景気が到来しました。

「1億総中流」という言葉が広まり、国民は海外旅行に出かけ、ブランド品を買い漁りました。企業もまた、海外のランドマーク的不動産や高価な美術品を次々と購入、海外メディアで「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで言われるようになります。

そんな時代の真っただ中に成人を迎えたバブル世代は、就職では苦労せずとも正社員になりました。2016年現在は、管理職をつとめる人も多いでしょう。ポジティブでエネルギッシュなところは、今も健在です。

しかし、若手社員から見れば、バブル女子は、団塊世代の男性と同様、そのパワフルさゆえに、下の世代との間に確執を生みやすいという面もあります。

今回は、「アラフィフ女上司は、なぜ陰口を叩かれてやすいのか」その理由を分析します。

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