アラフィフ女上司はなぜ陰口を叩かれるのか ウザい、怖い、イタい?でも素顔は「一生女子」
パワフルさが敬遠される原因に?
「やたらテンション高くてウザい!」「いつもピリピリしていて怖い……」「年甲斐もなく若ぶっていてイタい」「パワーまき散らしはカンベンしてほしい」
20代~30代の「さとり世代」や「団塊ジュニア世代」から見て、アグレッシブに仕事に勤しむ「バブル世代」の女上司は、そんなふうに映ることもあるかもしれません。
バブル世代というのは、1966~70年生まれ、現在40代後半の人たちです。彼女たちが育った時代は、日本の高度経済成長期が1970年代に終わったあとも経済の安定成長が続き、1980年代後半にバブル景気が到来しました。
「1億総中流」という言葉が広まり、国民は海外旅行に出かけ、ブランド品を買い漁りました。企業もまた、海外のランドマーク的不動産や高価な美術品を次々と購入、海外メディアで「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで言われるようになります。
そんな時代の真っただ中に成人を迎えたバブル世代は、就職では苦労せずとも正社員になりました。2016年現在は、管理職をつとめる人も多いでしょう。ポジティブでエネルギッシュなところは、今も健在です。
しかし、若手社員から見れば、バブル女子は、団塊世代の男性と同様、そのパワフルさゆえに、下の世代との間に確執を生みやすいという面もあります。
今回は、「アラフィフ女上司は、なぜ陰口を叩かれてやすいのか」その理由を分析します。
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