5分でわかる「スター・ウォーズ」の英語名言 新作を見た人もまだの人もたったこれだけ!
フォースには「正しい使い方」をしなければ、悪の道に陥ってしまうという性質があります。『スター・ウォーズ』シリーズは、全編を通してこの「フォースをめぐる心の葛藤」がテーマとなっていることも押さえておきたいところです。
(ジェダイはフォースを知恵と防衛に使うのじゃ。攻撃に使ってはならん)
「フォースの良い面、悪い面をどうすれば見分けられるのか?」というルークの問いに、ヨーダはこの言葉で答えます。
A Jedi の「A」は、ある集団の中で典型的な一人を指し、「ジェダイであればみんな~」というニュアンスを含んでいます。これまで共和国の騎士の通称として使われていた「ジェダイ」という言葉について、ヨーダから新たな意味が語られたシーンでもあります。
ジェダイというのは、知識を得るため、自衛のためにしかフォースを使わない、というのです。自分から敵を傷つけるためには決して使わないのが、ジェダイなのです。これは柔道などの武道に近い考え方ですね。
(仲間になれ。そして共に父と子として銀河を支配するのだ)
『スター・ウォーズ』シリーズで最も衝撃的なシーンでのセリフです。ダース・ベイダーは、ルークに「自分がお前の父親だ」と告白し、父である自分の軍門に下るように誘うのです。
join は、「~に加わる」という意味で、join me だけで「自分の仲間になれ」と誘うときによく使われます。rule は、文字通り「ルール=規則」ですが、動詞として使う場合は「支配する」という意味となります。
『エピソード3/シスの復讐』で、ルークの父・アナキンは自らの心をコントロールできずにダース・ベイダーとなってしまいました。この「フォースが覚醒した後」というのが最も大切なんですね。『スター・ウォーズ』のストーリーの根幹には、この「自分の心の中にあるダーク・サイド」との戦いが描かれているのです。
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