5分でわかる「スター・ウォーズ」の英語名言 新作を見た人もまだの人もたったこれだけ!
つまり、主人公であるルークには、シリーズ冒頭から the Force との関係性が暗示されているのです。本シリーズは、いかにしてルークがフォースの本物の使い手になっていくのかを描いた作品とも言えるのです。
(忘れるな、フォースは君と共にある……常に)
『エピソード4』の終盤、ルークは機械に頼らず、フォースの力でデス・スターの弱点に正確にミサイルを撃ち込むことに成功します。これによってデス・スターを見事に破壊したルークに、オビ=ワンのこのセリフが聞こえてくるのです。
ここでも、the Force と be with you が使われていますね。Remember は、文頭において命令形で使う場合は、「覚えておきなさい」と念を押すニュアンスになり、大事なメッセージを伝える前によく添えられます。
(でも、どうすれば、良い側と悪い側を見分けることができるのですか?)
『エピソード5』は、個人的には、記念碑的な作品だと思っています。前作は、これまでになかった素晴らしい特撮とアドベンチャー、そして、これまでのSFにないカタルシスを与えてくれる作品でした。
しかし、今作では、仲間の裏切り、ハン・ソロの炭素凍結、敵であるはずのダース・ベイダーが主人公・ルークの父親だという衝撃の結末など、終始、前作とは全く別の暗い雰囲気となっています。
さて、このセリフですが、ジェダイ・マスターであるヨーダから「フォースの使い手」としての訓練を受けていたルークが、フォースの暗黒面について質問したものです。
ここでも、am I to know ~? と 「be to +動詞の原形」が使われています。この how am I to know ~? は、how can I know ~? とほぼ同じ意味で、「どうしたら知ることができますか?」となります。表現としては、やや古風というか、形式ばった固い言い方で、古くから規律を重んじてきたジェダイらしい言い回しと言えるのではないでしょうか。
know A from B. は、「A とBを区別する」という意味で、tell A from B. とも言い替えられる表現。the bad は、ここではフォースの暗黒面(dark side)を指しています。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら