女友達との相性は「鉄旅」でよくわかる!? 「鉄子」と「非鉄子」の女子鉄ふたり旅

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しばらく黙っていた私は鳥取駅でようやく「乗り換えだよ」と口を開いた。お腹が空くと腹も立つのだろう、と駅弁を購入。鳥取といえば、かにめしだ。米子駅までの移動の間に食べた。
かにめしには福神漬が付いていた。

食べ終わったA子がトランクの取っ手をガチャガチャさせている。「なんか、トランクの取っ手、壊れたみたい…」見ると確かに壊れている。え、このタイミングで?

彼女は、すごく良く言えばものを大切にするタイプだ。このトランクも何十年物に違いない。

幸い米子駅での乗り換えは30分以上あった。駅でドライバーを借りようと聞いてみたら4人くらいの方が出てきて見事直してくださった。本当にありがたかった。

米子駅から境港駅までは鬼太郎列車に乗った。水木しげる先生については改めてじっくり書きたいので、その際に詳しく触れたい。

縁結びで有名な八重垣神社へ

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北と西の方、どうかよろしくお願いします

この日は松江に泊まる。松江では市内にある縁結びの神社として有名な八重垣神社へ。神社の敷地内にある「鏡の池」で行う占いが有名なのだ。

社務所で1枚100円の占いの紙を買い、それに10円か100円を乗せて池に浮かべ、早く沈めば縁が早くに、遅いと縁が遅くなる、というもの。

値段が高いほうが効果はあるのか?と巫女さんに聞いてみると、重さの問題だと言われたので、すかさず10円のほうを使った。

まず、A子がやってみた。意外とすぐには沈まない。しかし沈み始めるとあっという間だった。
それから私。やはりなかなか沈まない。そしてやっと沈んだ。

「私の方が早かったよね」A子がぽつりとつぶやく。しかし彼女は沈む直前に浮かんだ文字を読み取れなかったらしい。何をしているのだ。ちなみに私のはちゃんと読めたし写真も撮った。

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