幻の「黄金女王」は中米パナマに眠っていた! 謎の黄金遺跡から歴史的財宝を発見
実はこれまでに発見された黄金は、すべて“男性”の装飾品。女王はもちろん女性に関する財宝は一切見つかっていない。博士は言う「もし女王の黄金が見つかれば、世紀の大発見よ」。
黄金女王の秘宝
今回のプロジェクトは、『黄金女王の秘宝』の発掘に狙いを定めた。マヨ博士と共に墳墓の発掘に挑むのは、俳優・平岡祐太。人生初となる財宝発掘だ。
女王の秘宝へとつながる唯一の手がかり。それは「レオネルコード」だ。17世紀、黄金都市「コクレ」に上陸したカリブの海賊「レオネル・ウェファ」が、女王を描いたとされる1枚の絵画だ。そこには「勇猛な戦士に守られた女性と、2人の子どもの姿」が描かれている。実はこの絵に、女王の財宝の謎をひもとく鍵が隠されていた。
気が遠くなるほどの地道な作業
2015年2月、首都パナマシティから西へ約300キロの場所で、発掘プロジェクトが開始された。しかしこの時期のパナマは、気温が40度近くまで上昇。さらに歴史的価値の高いコクレの遺跡では出土品を傷つけないため、ショベルカーなどの重機はもちろん、鋭利なツルハシで掘ることさえ許されない。小さな木のヘラで優しく土を掘り起こす。1日に掘り起こせるのは数センチ程度。そんな気が遠くなるほど地道な作業が連日続く。
謎の40体の人骨
そんな中、平岡祐太の前に現れたのは、40体もの人骨だった。マヨ博士曰く「これは、高貴な人間の埋葬の際、ささげられた生け贄」だという。さらに、人骨の周囲からは武器が出土。人骨は戦士だったのか?
確かに「レオネルコード」には、「女性を守るかのように多くの戦士たち」が描かれている。
この符合が意味するものとは一体? さらに驚くべきは……『40体の人骨の配置』だ。
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