通貨を考える 中北徹著

通貨を考える 中北徹著

21世紀に入ってからだけでも、ITバブル崩壊、リーマンショック、ユーロ危機など金融危機が頻発。金融・通貨の世界で何が起きているのかを経済学者が解説しながら、その基底に潜む財政の問題を取り上げる。

「決済」という側面から国際金融の問題を俎上に載せ、大量の資金を、安全かつ速やかに移動させられるインフラの整備の重要性を訴える。特に、「PvP方式」と呼ばれる、異なる通貨の受け払いを同時に履行することができる決済システムの導入を勧める。このシステムを導入すれば、圧倒的にドルに依存する日本や東アジア諸国の経済交流の拡大につながると同時に、決済リスクの分散に貢献するとも指摘している。

ちくま新書 840円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 埼玉のナゾ
  • 日本野球の今そこにある危機
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
  • 僕/私たちの婚活は今日も終わらない
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
変わる日立<br>IoTで世界へ挑む

日本を代表する巨大総合電機企業が今、「脱製造業」ともいえる動きに舵を切っています。攻めの主役は「ルマーダ」。社長の肝煎りで始まった独自のIoT基盤です。データを軸にGAFAと組むことも辞さないという改革の成否が注目されます。