通貨を考える 中北徹著

通貨を考える 中北徹著

21世紀に入ってからだけでも、ITバブル崩壊、リーマンショック、ユーロ危機など金融危機が頻発。金融・通貨の世界で何が起きているのかを経済学者が解説しながら、その基底に潜む財政の問題を取り上げる。

「決済」という側面から国際金融の問題を俎上に載せ、大量の資金を、安全かつ速やかに移動させられるインフラの整備の重要性を訴える。特に、「PvP方式」と呼ばれる、異なる通貨の受け払いを同時に履行することができる決済システムの導入を勧める。このシステムを導入すれば、圧倒的にドルに依存する日本や東アジア諸国の経済交流の拡大につながると同時に、決済リスクの分散に貢献するとも指摘している。

ちくま新書 840円

  

関連記事
トピックボードAD
  • スナックが呼んでいる
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 若者のための経済学
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
携帯料金は4割下がる?<br>「高い」の根拠を徹底検証

菅官房長官の「4割下げられる」発言の数値的根拠は正当か? やり玉に挙がるキャリア3社の携帯通信料金の解明に担当記者が挑む。結論は「高いとはいえないが、キャリアは儲けすぎ」。取られすぎと感じる人必読の渾身リポート。