イーブイには過去に中国人留学生の部屋を片付けた事例がある。来日して2年が経つ留学生のワンルームには、玄関先から段ボールやゴミ袋が散乱し、キッチン下の収納にはペットボトル、空き缶、空き瓶が押し込まれていた。
ゴミの分別方法がわからず、見えない場所に隠していたのだ。もともと片付けが苦手であることと、言葉の壁が重なり、ゴミ屋敷化してしまった。
共有部分が荒れると起こる「恐ろしい問題」
廊下にゴミやモノが放置されている状態は、単に見た目が悪いだけではない。
「共用部分がこんな状態になってしまうと、外からネズミやゴキブリが入りやすくなるんです。個別の部屋がゴミ屋敷になっている分には、害虫や害獣がそこにとどまっているので、隣近所の部屋には影響があるかもしれませんが、マンション全体にまで及ぶことは少ない。
でも、共用部分が荒れていると、あちこちに発生源があるので全体に波及します。マンションにネズミが住み着くと、もう終わりですよ」
繁殖すれば各部屋への侵入も避けられず、住人が感染症にかかるリスクも高まる。ネズミだけでなくハトも問題だ。ベランダに住み着いたハトの糞は、乾燥して塵になると健康被害を引き起こすことがある。洗濯物にも付着し、周りの部屋にも悪影響が及ぶ。
「ただ、日本人にも不法投棄する方はいます。粗大ゴミのシールを貼らずにゴミ捨て場に出してしまう方もいます。でも、マンションの共用部分である廊下に日常的に家電を出しているというのは、さすがに見たことがなかったですね」



















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