「本厚木の陰に隠れてた」「乗り換え拠点にすぎなかった」…神奈川県央にある「素通りされる駅」が大激変したワケ

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15年10月、海老名にさらなる転機が訪れた。「ららぽーと海老名」のオープンである。「ららぽーと海老名」によって、海老名は商業の街としての色を強めていく。

ららぽーと海老名
「ららぽーと海老名」が海老名を洗練した(筆者撮影)

「ららぽーと海老名」は4階建てで、フロアごとのゾーニングがはっきりとしている。1階はスーパーのロピアや食物販、無印良品、クリニックなど日常利用に便利なテナント中心だ。

2階はさすがのららぽーとといったラインナップで、ファッションが充実している。H&MやZARAといった外資系ファストファッションから、トミーヒルフィガー、カルバン・クライン、ポロ ラルフ ローレンなど高感度なテナントもそろう。

3階は比較的お手頃なファッションテナントやフードコート。4階はサービス・カルチャーテナントが多く、レストラン街もある。

「ビナウォーク」と違って屋内型のため、天候に関係なく買い物しやすい。館内動線もぐるりと1周するメイン通路にテナントが面するサーキット型で、わかりやすい造りだ。

ららぽーと海老名
「ららぽーと海老名」はサーキット型でわかりやすい。なお、Coming Soonと書かれた空き区画がいくつかあるのはリニューアル中のため(出典:「ららぽーと海老名」公式サイト)

外観や内装は白を基調としており、すっきりと洗練された印象を受ける。

加えて、海老名駅から「ららぽーと海老名」までの通路にも、「ビナガーデンズ テラス」「ビナガーデンズ パーチ」という高感度なカフェや食物販が集積した商業施設があり、東口は小洒落た空間になっている。

ビナガーデンズ テラス
 おしゃれな雰囲気が漂う「ビナガーデンズ テラス」(筆者撮影)

ビナウォークができたからこそ街が変わった

新しくできた「ららぽーと海老名」に比べ、誕生から24年経つ「ビナウォーク」にはいくつか弱点もある。

まず、棟が複数に分かれており動線が複雑なため、目的の店舗がどこにあるのかわかりにくい。屋外型のため天候に左右されやすく、雨の日や猛暑の日は買い回りしにくいだろう。

「ビナウォーク」の全体マップ
「ビナウォーク」の全体マップ。複雑な造りはブラブラと歩く楽しさを引き出している一方、わかりにくさもある(出典:「ビナウォーク」公式サイト)
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