「ユニクロは"狂気"の会社」 『ワークマン』ヒットの仕掛け人が語る「ユニクロの背中ぐらいは見たい」の"真意"
――イオンモールなど大型ショッピングセンターに出店しています。全国を飛び回っていますが、出店モールを決めるポイントはどんなところですか。
モールに半日いると、人の流れが見えてくるんですよ。フードコートで昼も夜も食べて。11時ごろと夕方の人の入りを特に見ています。総菜を見ると、どのぐらい人が入っているか分かるんですよね。弁当は2段なのか、3段なのか。寿司などの生ものもポイントです。特に鮮度が大事な「貝づくし」の寿司が重ねて置いてあると、人が入る店だなと。
それと、モールまでは裏通りを歩いていくようにしています。担当者と一緒だと、いいところだけ見せるんですよ。にぎやかな道を通って店まで行って、繁盛した様子を見せて、と。
加盟店募集や店長の求人広告は全部私が書いていますが、広告に「隣に流行っているパスタの店があります」とか、店舗近くの通りの名前を一言入れるんです。それは歩いて見つけた、地元の人しか知らない情報です。1週間たっても応募がないときは文言を変えます。
海外は暑い国を狙う
――豪雨や雪を再現した「過酷ファッションショー」や「顧客満足度が地に落ちた」などインパクトある言葉を使い、SNSでバズらせています。
プレスリリース(企業がメディアに出す告知)は、全て私が書いています。面白くないと見向きもされないので、1カ月ぐらいかけて考えます。お作法通りじゃつまらない。!!!!!と感嘆符を5つぐらい入れたりしてね。電車の中で、毎日読んで修正して。推敲は大事です。
――台湾に海外1号店を出店する計画です。戦略は?
順調にいけば9月には店舗スペースを予約し、28年ぐらいには出店したいと考えています。今回の展示会にも台湾からたくさんのインフルエンサーを招待しています。中心部の百貨店や商業施設に直営店を出す計画です。
機能性の高いアウトドアウェアを中心に揃えます。台北から台中、台南と広げたいですね。台湾の後はタイやベトナム、インドネシアと東南アジアを狙います。寒いところより暑いところです。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら