5票差で辛勝の中道・小川新代表、ベテラン不在・結束なき船出の野党第1党を待ち受ける厳しすぎる荒波

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小川淳也
中道改革連合の新代表に選出され、あいさつする小川淳也氏(写真:共同)

衆議院選挙で惨敗した中道改革連合の代表選挙が2月13日午後に投開票され、立憲民主党で幹事長を務めた経験のある小川淳也氏が新代表に選出された。小川氏は直ちに執行部人事に着手。18日の特別国会召集日までに、野党第1党としての新体制と超巨大与党に対峙するための戦略づくりに挑むことになる。

小川氏は代表当選後の記者会見で当面最大の課題の新体制人事について「週明けには(新体制が)本格始動しなければならないが、週末はゆっくり党内の内側を整えたい」とし、まずは党内融和に努める考えを示した。

また、消費税減税をめぐって高市早苗首相が呼びかけている国民会議については「(参加への)正式な打診の内容を見極め、慎重に対応したい」と述べた。さらに、国会論戦などでの巨大与党への対応については「しっかり対峙するため、野党連携を積極的に進めたい」と語った。

新代表がいきなり直面する数々の課題

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ただ、にわかづくりを余儀なくされた「新党・中道」だけに、これまで与野党に分かれて対決してきた立憲民主党と公明党の“合体”をめぐる軋轢の大きさを「克服できたかどうかは極めて疑問」(中道幹部)。それゆえ、「党再建には何より結束が必要」と訴えた小川新代表の手腕が厳しく問われるのは間違いない。

すでに、参院に残った立憲民主・公明両党の議員は「当面、それぞれ独自に行動する」ことで、衆院での新体制発足後の「結束の成否」を見極める構え。さらに、今回の衆院選で落選した前議員の中には、旧民主・旧民進両党などで一緒に活動したいわゆる“兄弟党”である国民民主党への入党を目指す動きも顕在化している。

小川新代表が目指す「政権交代を狙う野党第1党」実現へのハードルは「想像以上に高い」(小川氏周辺)といわざるをえない。

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