業界大再編時代の「次の一手」を読むヒント。日本企業が関わったM&Aは件数も金額も過去最高

✎ 1〜 ✎ 26 ✎ 27 ✎ 28 ✎ 29
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
『業界再編大予測』特集バナー
内需の縮小、国際競争の激化、投資ファンドの活況――。これらを背景として、日本国内における業界再編のうねりが大きくなっている。各産業の勢力図はこれからどう変化していくのか。M&Aや合併の歴史を図解した「再編の系譜」とともに、四季報記者が注目業界の未来を占う。『週刊東洋経済』2月21日・28日合併号の特集は「業界再編 大予測」だ。

「業界再編」の動きが激化

過去最高の約36兆円──。日本企業が関わった2025年のM&A(合併・買収)の合計金額は、件数(5115件)とともに過去最高を記録した(案件の発表時点ベース)。

週刊東洋経済 2026年2/21・2/28合併号(業界再編 大予測)[雑誌]
『週刊東洋経済 2026年2/21・2/28合併号(業界再編 大予測)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

25年は、トヨタ自動車グループによる豊田自動織機のTOB(株式公開買い付け)をはじめ大型ディールが相次いだことや、日立製作所のような複合企業による非中核事業の切り離し、中堅・中小企業の事業承継が増えたことで、M&Aが金額・件数ともに膨らんだ。

国内でM&A市場が活況を呈している大きな理由として、「業界再編」の動きの激化が挙げられる。業界再編とは、企業のM&Aや提携、事業売却などを通じて、業界の構造や勢力図が大きく変化することだ。

いま日本では業界再編というテーマの重要性が、ますます高まっている。

人口が減少に転じ、内需縮小や労働力不足といった課題が顕在化。そうした中でも、多くの業界で中規模程度の企業が乱立し、類似した製品やサービスを提供している。

次ページ『業界地図』から18業界を厳選
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事