「やたらと自己評価が高い」「実力以上の仕事をやりたがる」…扱いづらい部下を上手に導く2つの手管

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実力以上の仕事とはいえ、メンバーが仕事に対して前向きな気持ちになっているとき、絶対にやってはいけないのが、その意欲を頭ごなしに否定することです。

「あなたにはまだ無理だよ」

「今の仕事も満足にできていないのに」

こうした言葉を投げかければ、相手は「私のことを何もわかってくれていない」と心を閉ざし、意欲を失ってしまうでしょう。最悪の場合、あなたに相談なく勝手に行動し、失敗したあとの尻拭いをさせられる……なんてことにもなりかねません。

大切なのは、相手の意欲を無にせず、かつ「今ではない」ことを冷静に理解させることです。そのための具体的なコミュニケーションについて見ていきます。

大切なのは「同じ方向」を向いていること

【意欲を見せる相手を正しく導くためのステップ】

ステップ①相手の意欲を承認し、具体的な「業務」に言語化する

何よりもまず、相手の前向きな姿勢を承認し、ほめます。その上で、相手の「やりたい」という漠然とした気持ちを、具体的な業務内容に落とし込んでいきます。相手の気持ちを受け止め、同じ方向を向いていることを示すのがポイントです。

「その積極的な姿勢は、素晴らしい! なるほど、新規顧客の開拓に挑戦したい、ということだね」

ステップ②感情論ではなく、客観的な「役割」の事実に立ち返る

議論の土台を、感情から客観的な事実へと移します。ここで役立つのが、下に示した「役割確認表」のようなチーム全体の役割分担が可視化された資料です。

(出所:『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』より)

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

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