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日本の小説には「静かな日常の美しさ」が描かれている…大好きな小説の"聖地巡礼"で鎌倉へ行ったフランス人夫婦が見つけた「暮らしを愛でる感性」

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ナデージュさんの陶芸の師匠の作品は、窓辺に飾られている(写真:筆者撮影)
アントニーさんは、医者になる過程でカリブ海のグアドループ諸島に行く必要があり、家族全員で3年間暮らしたことがある。「その島の住人は、黒人が98パーセントで自分たちのような白人は2パーセント。自分たちがマイノリティになる環境で生活できたことは、当時まだ幼かった子供たちにとっても大切な経験となりました」(写真:筆者撮影)

思った以上に日本が大きい

2人は「世界地図を見ると日本は小さいので、実際に行ってみるまでは日本を周って見るのにこんなに時間がかかるとはイメージできなかった」そうだ。

「10日間ではとても回りきれなかった。それが今回の旅の一番の問題点でした。次回は、今回寄れなかった東京にも必ず行きたいです、きっと日本の首都も素晴らしいでしょうね」とアントニーさん。「だってね、学校でも日本は小さい国だと習ったのよ」とナデージュさん。

最後に2人の写真を撮りたいとお願いすると、2人は「それでは……」と言ってすかさずキス。筆者は慌ててその瞬間をおさめた。

感性のままに生きるナデージュさんと、論理的なアントニーさん。「私たちは全然違うけど、でもすごく似ているの」とナデージュさんは言う。今年はアントニーさんも陶芸をスタートする予定だ(写真:筆者撮影)
前編を読む:「なぜ日本では、伝統工芸とユニクロが自然に並ぶの?」─フランス人陶芸家が気づいた日本の“混在力”の凄さ

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