アントニーさんの「煮込み料理」に舌鼓
アントニーさんが作ってくれたのは、北東フランス・アルザス地方の煮込み料理だ。
アルザス地方はフランスとドイツの国境近くの地域で、アントニーさんのおばあさんの出身地なのだそう。この日用意してくれた料理は、子供の頃によく食べたものだ。
「祖母は食べる3日前に作って、何度も煮込みを繰り返して甘味を出していました。すごく手間がかかる料理なんですよ」
豚肉のかたまりと、フランスではシュークルートと呼ばれる発酵キャベツ(ドイツ名はザワークラウト)。一緒に煮込んだ冬野菜は、甘味のあるオレンジ色のさつまいもと芽キャベツだ。豚肉はホロホロと口の中でとろけるような柔らかさだが、付け合わせの小さなレンズ豆にはしっかりと歯ごたえが残っている。「彼は料理上手なんです」とナデージュさんが笑顔で言う。


















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