イギリスで検討「ミルクセーキ税」の憂う事情――日本も他人事ではない訳。背景にある"果糖がもたらす健康被害"の怖さ【医師が解説】

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イギリスの憂う問題とは――(写真:Nuclear_lily/PIXTA)

異例のミルクセーキ税

イギリスでは今、ある議論が健康団体や政府内で急速に高まっています。それは「ミルクセーキ税」です。同国では、2018年から「砂糖税」を導入していましたが、2028年からは“ミルクセーキやカフェラテといった乳飲料も対象に加える”というのです。

どんな事情があるのでしょうか。実は、日本も他人事ではないかもしれません。

イギリス政府は2025年11月に公表した予算案の中で、砂糖税の対象を広げ、砂糖の基準値もより厳しくする方針を示しました。

もともとは、清涼飲料水に含まれる糖分が100mL当たり5gを超えたぶんへの課税でしたが、今回はその基準を4.5gにまで引き下げます。

さらに、これまで対象外だったミルクセーキやカフェラテなどの乳飲料も、新たに含めることになりました。対象拡大により、イギリス政府は4500万ポンド(約96億円※1ポンド212.78円で計算)規模の税収増を見込んでいます。

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