暴露本出したウッズ元キャディーの大誤算

「奴隷」の言葉に批判集中、言い訳に追われる

2011年のアーノルド・パーマー招待でのタイガー・ウッズとスティーブ・ウイリアムス。この後、スティーブはアダム・スコットのキャディーに転身することになる(写真:ロイター/アフロ)

かつてタイガー・ウッズの相棒キャディーを務め、ウッズのメジャー14勝のうち13勝をともに挙げたスティーブ・ウイリアムスの株が今、大暴落中だ。

ウイリアムスの母国ニュージーランドの新聞社から発行された『Out of the Rough(アウト・オブ・ザ・ラフ)』は、タイガー・ウッズと過ごした13年間を振り返ったウイリアムスの著書だ。本の宣伝告知を兼ねた抜粋文がネット上で紹介されたのは11月上旬のこと。その中に記された「奴隷」の二文字が世界中のファンや関係者を驚かせた。

「タイガーは(わざと)バッグの方向へクラブを投げ、僕はクラブが投げられた方へ走っていって、体をかがめながらクラブを拾い上げなくてはならなかった。それは、まるで奴隷のようだった」

ウイリアムスへの同情の声はなし

ウイリアムスによるタイガー・ウッズ暴露本出版のニュースは猛スピードで米ゴルフ界へ、世界へと広がっていった。苦労したんだね――そんなふうにウイリアムスをねぎらったり同情したりする声はまるで聞こえては来ず、代わりに噴出しているのはウイリアムスに対する批判の声だ。

ウッズのキャディーを務めたことでウイリアムスが手に入れたお金は10ミリオン(約12億円)とも20ミリオン(約24億円)とも言われている。「それだけ稼がせてもらえるのなら、大喜びで投げられたクラブを拾いたいと申し出る人は大勢いる」といった記事が米ゴルフ雑誌などから次々に出された。

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