ケージは飼育するカメレオンの種によって大きさが異なる。一般的には幅と奥行きが生体の全長と同程度、高さは1.5倍程度必要だといわれている。山村さんの場合、高さ60cm、幅と奥行き60×45cm程度のものを購入した。
たとえ日当たりのよい場所にケージを置いたとしても、紫外線灯などの照明用具は欠かせない。カメレオンは野生下ではUV-Bを浴びることによってビタミンを作り出しているため、不足すると骨が軟化・変形し、歩行困難や骨折などを引き起こす可能性がある。
また、体温維持のために太陽のような強い熱と光を必要とするため、熱量の大きい白熱電球などを使って、周りより数度温度の高い場所を作る工夫も必要だ。
給水器も、ただお皿に水を入れておいても飲まない個体が多いため、噴水のように水が湧き出る循環式の自動給水器が望ましい。
山村さんの場合、かーくんの生体価格8万5000円を含め、一式で約20万円程度かかった。
爬虫類飼育の最も厚い壁「生餌」
そして、爬虫類といえば気になるのがエサだ。カメレオンは肉食なので、基本的には生きた虫を与える必要がある。大型の爬虫類がマウスなどの哺乳類をエサとすることを考えれば、比較的抵抗感は薄れるかもしれないが、ここが最も高いハードルになるだろう。
「カメレオンは目がいいので、エサが動いていることがとても大事です。うちの場合、最初は生きたコオロギを毎日近くのペットショップで買っていました。ただ、一度かーくんが風邪をひいて、体調を崩してしまったことがあって……」
かーくんを飼育していた店主に相談すると、エサの品質についてのアドバイスを受けた。ペットショップで購入できる安い生餌ではなく、エサや水分をちゃんとコントロールした健康な生餌を与えたほうがいい。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら