認知症で「自宅が売れない」悲劇を回避 おひとりさま・事実婚でも使える≪家族信託≫の威力

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この信託の最大のメリットは、専門知識を持つ信託銀行等が、信託財産である生命保険金を安全かつ計画的に管理できる点にあります。通常の生命保険のように大金を一度に支払うのではなく、浪費や不適切な使途を防ぎながら、未成年者や障がいを持つ受取人に対して必要なときに必要な分だけ、定期的に給付することができます。

ただし、信託報酬などのコストがかかる点や、信託銀行等の実績や信頼性について事前に確認しておくことが大切です。

生命保険信託の仕組み
生命保険信託の仕組みをイラストで解説(画像:すばる舎)

事実婚・同性婚だからこそ考えておきたいこと

事実婚や同性パートナーの関係では、法律上の「配偶者」として扱われない場面が、今も少なくありません。例えば、次のような問題です。

・相続人になれない
・財産管理の権限が認められにくい

こうした関係性でも、家族信託を使えば、「誰に、どんな目的で財産を管理してもらうか」を契約によって明確に定めることができます。

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