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アメリカがベネズエラに対して一連の空爆を実施

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米国によるベネズエラへの攻撃を巡っては、首都カラカスで現地時間午前2時(日本時間午後3時)ごろ、最初の航空機飛来と爆発音に住民らが気付き、事態が緊迫。ベネズエラ政府は声明で、軍事エリアおよび民間地域が攻撃されたと発表した。

トランプ政権による圧力強化

ベネズエラが石油収入を麻薬取引やテロなどを含むさまざまな犯罪活動の資金源にしていると非難してきたトランプ政権は、ベネズエラに対する圧力の一環として、米軍は麻薬取引に関与したとする船舶への攻撃を実施。100人余りが死亡したほか、石油タンカー2隻を拿捕した。

ベネズエラはトランプ政権の主張を否定し、米国の行動は違法だと批判している。 

米国は特にここ数週間、マドゥロ氏に対する圧力を強化。マドゥロ氏の親族やベネズエラの石油産業と取引している中国企業に制裁を科した。

ブルームバーグが2日確認した船舶の動きによると、ベネズエラに向かっていた石油タンカー少なくとも7隻が同日、進路を反転させるか、海上で運航を停止した。米軍が先月、超大型原油タンカー「スキッパー」を拿捕(だほ)した直後は、4隻が進路を変更、もしくは航行を停止していた。

マドゥロ氏の拘束は、ベネズエラと国民にとって転機となる可能性がある。注目はいま、所在が分かっていない野党指導者マリア・コリーナ・マチャド氏と、2024年大統領選での野党統一候補エドムンド・ゴンサレス氏に集まっている。ゴンサレス氏は、公式とは別に行われた集計では勝者と広く見なされており、現在はスペインに亡命している。

マチャド氏は12月中旬、ノーベル平和賞を受け取るために遅れてオスロに姿を見せた後、ベネズエラに戻り、再び潜伏すると述べていた。

著者:Andreina Itriago、Fabiola Zerpa

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