アメリカがベネズエラに対して一連の空爆を実施、拘束したマドゥロ大統領夫妻をアメリカへ移送して起訴、ロシア外務省は武力攻撃を非難
米国はまた、制裁対象となった石油タンカーがベネズエラに入出港するのを阻止する封鎖措置も主導。トランプ氏は先月、ベネズエラ締め付けについて「さらに拡大するのみだ。彼らへの衝撃はこれまでに見たことのないものになる」と警告していた。
マドゥロ氏拘束が発表される前から、民主党の一部議員はSNS上で今回の軍事作戦を批判していた。
シャーツ米上院議員(ハワイ州、民主)は、米国にとって「戦争を正当化するほどの重要な国益はベネズエラにはない」と指摘。「われわれは新たな愚かな冒険に足を踏み入れないよう学ぶべきだった」と述べ、トランプ氏は「一体何が起きているのかを米国民に説明することすらしていない」と批判した。
ガイエゴ上院議員(アリゾナ州、民主)は「この戦争は違法だ。世界の警察から世界のいじめっ子になったのは恥ずべきことだ」と指摘。「ベネズエラと戦争をする理由はない」と続けた。
リー上院議員(ユタ州、共和)は3日、ルビオ国務長官が、マドゥロ氏は米国で刑事訴追され、裁判にかけられると述べたと明らかにした。リー氏は、ルビオ長官との電話内容を基に同長官はベネズエラに関して、これ以上の行動は想定していないとも付け加えた。
欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表もルビオ氏とベネズエラについて協議した。カラス氏は自制を求め、マドゥロ氏には正当性がないとするEUの見解を改めて示した。
「武力攻撃」を非難
また、ロシア外務省は、米国による「ベネズエラに対する武力攻撃」を非難し、さらなる緊張の激化を避けることが重要だとの見解を示した。
中国は、米国によるベネズエラへの軍事攻撃とマドゥロ大統領の拘束について、「深い衝撃」を受けたと表明。「主権国家とその大統領に米国が行った露骨な武力行使を強く非難する」とした。
コロンビアのペトロ大統領は「ベネズエラが攻撃された!」とX(旧ツイッター)に投稿。コロンビア政府がベネズエラと国境を接する都市で「作戦プラン」を発動したと明らかにした。ペトロ氏はまた、米州機構(OAS)と国連に緊急会合を開くよう呼びかけた。


















