アメリカがベネズエラに対して一連の空爆を実施、拘束したマドゥロ大統領夫妻をアメリカへ移送して起訴、ロシア外務省は武力攻撃を非難
マドゥロ氏の拘束は前例のない介入であり、2013年に大統領に就任した同氏にとって衝撃的な転落となった。米国による攻撃を受け、ロシア外務省やコロンビアのペトロ大統領といったマドゥロ氏の支持者から非難が相次いだ。ペトロ氏は、国連安全保障理事会の開催を求めた。一方、トランプ氏を支持するアルゼンチンのミレイ大統領らはこのニュースを歓迎した。
ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏は3日、2024年の選挙で勝利を主張している野党候補ゴンサレス氏が「直ちに」権力を掌握するべきだと、Xに投稿した。
マドゥロ氏は、第1次トランプ政権時代から米国の圧力キャンペーンの標的となっていた。トランプ政権は、マドゥロ氏が国家安全保障上の脅威となる麻薬密売組織を率いていると非難してきたほか、トランプ氏はベネズエラの莫大な石油埋蔵量にも言及してきた。
トランプ氏は3日、ベネズエラのエネルギー分野への関心を改めて示し、米国はベネズエラの石油産業に「強く関与していく」と述べた。
FOXニュースのインタビューでトランプ氏は「世界最高、最大の石油会社を米国は持っており、非常に大きく関与していく」と語った。
米国の制裁によりベネズエラで事業を行う国際企業は限られているが、米石油大手シェブロンは、財務省の特別許可の下でベネズエラの国営石油会社の主要パートナーとなっている。シェブロンは発表文で、ベネズエラの従業員の安全と資産保全に最優先で取り組んでいると説明した。
複数の出口戦略を提示していた
バンス副大統領は、Xへの投稿で、トランプ氏は「麻薬密売を止め、盗まれた石油を米国に返還する」という条件の下で、マドゥロ氏に「複数の出口戦略」を提示していたと明らかにした。
トランプ氏はマドゥロ政権がテロ組織に関与していると非難してきた。ベネズエラ周辺で軍事力を展開し、麻薬密輸に関与したとされる船舶への一連の攻撃を承認した。


















